SW(スーパーウォール)工法は、独自の高性能SWパネルによる高気密・高断熱・高耐震構造。 冷暖房や計画換気システムを組み込んで、部屋ごとの不快な温度差や空気のよどみなどを解消し、住まいの基本性能を大きく向上します。
薄くて高性能な発砲ポリウレタン
発泡ポリウレタン60mmと同等の断熱性能をグラスウール(16K)で得ようとすると106mmの厚さになります。 ※( )内は北海道仕様です。北海道仕様では、さらに断熱性能を強化した3枚ヒレタイプの断熱パッキンを採用しています。
玄関ドアやサッシ等は、基材のアルミと断熱性に優れた樹脂素材(アルミの1250倍)の複合構造。アルミの特長をそのままに、樹脂が窓まわりの激しい熱移動をしっかり抑えます。また、基礎部分の熱移動には、基礎の内側または床での断熱施行でしっかり対応します。
今日ではすっかり定着した"水を買う"という概念。日常の"ありふれたもの"に着眼し、自ら選択・購入するということで「健康」等の付加価値を手にするという考え方です。これは、住まいの高気密化で汚れやすくなった「室内空気」にも当てはまります。高気密住宅であるSW工法住宅では、使用する建具などに配慮してシックハウスの原因を取り除くだけでなく、24時間計画換気でいつもキレイな空気を保ち、ご家族の健康を守ります。
SW工法住宅は保温性が高いので、暖房を停止しても温度低下はゆるやか。真冬の凍てつく早朝でも、すっきり目覚める快適温度をキープでき、暖房を入れれば少ないエネルギーですぐに温まります。
SW工法における冷暖房について
SW工法のすぐれた保温性能と冷暖房との併用によって、一年を通して快適な居住環境を実現しています。
※一酸化炭素を室内に放出する開放型の暖房設備は使用できません。酸欠や一酸化炭素中毒の恐れがあります。
バランスのよい構造計画が、災害に強い住まいをつくります。
木造軸組工法の場合、外力が柱や筋交いに集中して、建物がねじれやすくなります。SW工法は木造軸組工法に高性能SWパネスをプラスすることで、外力を建物全体に分散してバランスをとる、災害に強い住まいを実現。 SW工法で使用するSWパネルやサッシは、様々な試験で耐震性・耐風性をチェックし、その高い安全性が実証されています。
SW工法では屋根パネル、小屋パネル、床パネルも一般的な木造軸組工法に比べ、高い床倍率が確保できます。これにより、プランの自由度を生かしながら、住宅性能表示「構造の安定」の最高等級取得が容易になります。
※床倍率には、大臣認定制度の仕組みがないため、性能評価機関の独自評価となります。SW工法では、(財)日本住宅・木材技術センターにて床倍率試験を実施し、性能評価機関である(株)日本住宅保証検査機構(JIO)で評価される仕組みがあります。
地震や台風等の外力に強いモノコック構造 SW工法住宅は、壁面にSWパネル、床に28mm合板などを使用して強固な箱型を構成する高耐震のモノコック構造。台風や地震などの外力が接合部などに集中しにくく建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。 |
耐震性・耐久性に優れた鉄筋コンクリートベタ基礎
堅牢な鉄筋コンクリートベタ基礎に、構造用金物を取付け高い耐震性を実現。さらに防湿シートを敷き、土台を腐らせる原因となる地面からの湿気を防ぎます。
SWパネルは、公的な防火試験に合格しています SWパネルは「防火構造」と「準耐火構造」の大臣認定を取得しております。その優れた安全性から、防火制限地域においても必要に応じて建築規制に対応できます。 |